『かさね』手に取ってくださった方、ちょっと気になって小説を覗いてみた方など、ありがとうございます。

えー………
別に、いままで一度も隠したつもりはないのですが、元ネタ？原型？が表題の通りになっておりまして。
誰も突っ込まないから興味ないんだろうな…と思っていたところ、友人複数に突っ込まれ、そのことを話した佐藤太朗さんには
「言っちゃいけないのかな、暗黙の了解なのかなって思って……なんでみんな言わないんだろう？！って思ってました」
という感じの反応を頂きましてですね！！！

隠してませんでした！！！

『冥土さん』のあるじは、『しのび』に登場する魔族のひとつ「外鬼」のザークシーズ卿が元になっています。

こんな感じ。

さらにこんなかんじで。

に、似てる！！（わかりづらいんじゃ…？）

原型…というのが正しいのかなあ。
作品的にしのびのほうが先で、当然冥土さんの発行よりも先にこのザークシーズなるキャラも存在しておりまして。
冥土さんを描こうと思いついた時に、どういうキャラを主人にしたらいいかと色々考えていたのですが、なんやかんやあって「ああ、このキャラを原型にして作るかな」と……そして生まれたのがあるじです。

たぶん同一人物というわけではないのですが、共通点は多いです。

・すごい美形、金髪碧眼。
・長髪。髪型がだいたい同じ。
・お金持ち？っぽい
・大きい洋館に住んでる
・魔術師
・不死身っぽい？

……お分かりいただけたでしょうか！（ええーw）

まあ、私自身もそんなに区別して描いていな　　いますけど、そんなに別人とも思っていない気もするんですが、でもしのびの世界に冥土はいないし、ザークシーズはあるじとは色々雲泥の差があります。
よく喋るあたりは同じですね…。

友人曰く
「仕事ができるあるじ！　冥土さんを読んでるならすぐわかるよ!!」
とのことですので、もし興味がわきましたら是非、手に取っていただければ大変嬉しいです……！